リーキーガット?過敏性腸症候群?SIBO?お腹の不調に立ち向かう。

 昨日僕が小麦をやめたこと、また小麦の問題について少し書きましたが、実際健康であれば考えないようなことでしょう。僕は以前からお腹の不調を感じやすく、現在も完治はしていません。このブログにおいて、今後そのお腹の不調の完治に立ち向かう全容を記していきたいと思います。そのためにも、まず、僕のお腹の歴史を考察しながら書いていきたいと思います。

 

 まずは中学時代。あまり意識はしていませんでしたが、小麦を摂ることは多かったです。うどんはまだしも、コンビニのパンといった、トランス脂肪、保存料などの添加物、また除草剤のグリホサートや農薬などを多く使用された小麦も摂っていました。そして一つ決定的な転機となるのが、高校1年の時インフルエンザにかかったことでした。今はインフルエンザにかかることすら、腸内環境が悪いからかかるのでは?と思っていますが、その当時飲んだリレンザという抗生物質が問題なのです。これを服用したことで、熱こそ一日で40℃から平熱まで下がりましたが、咳がその後2週間?くらいも続きました。しかし、一番困ったのがお腹がガスっぽく、張って張って仕方なくなったことです。特に授業中にイスに座っている時にお腹があまりに張り、笑えない話ですがとにかくオナラを堪えるのに必死になっていましたw。これは明らかに抗生物質が腸内細菌を一掃してしまい、腸内のバランスを乱したことが原因だと考えられます。実は中学2年の頃にもインフルエンザにかかり抗生物質を飲みましたから、その時も腸内環境は悪化させていたでしょう。

 

 そして次の転機ともいえるのが、高校卒業後の浪人時代です。たださえ過大なストレスを感じていましたが、さらに悪いことに食生活は時間とお金を惜しむため、菓子パンだったり、某うどん屋のうどん(当時はかけ小130円!)だったりと、お腹に最悪でした。実際浪人時代は体重がかなり落ちたり、胃腸の不調で胃カメラを2度ほども飲んだり、常に胃腸が不調で食後はさらに酷くなったりと最悪でした・・・。当時は六君子湯という漢方薬にお世話になったこともありましたが、漢方は値段がとても高いので続けられるものではありません。そしてストレスの甲斐あって?第一志望の早稲田だ大学に合格した後、大学生活ではストレスは消えたものの、胃腸はあまりパッとしない日々でした。そして以前書いたように大学1年の秋に、小麦が自分に合わないのでは?と疑い控えることによって少し改善することができ、今でも小麦は基本控えています。

 その後僕は断食や過敏性腸症候群の人に有効な低フォドマップ食、また肉を控えたりヴィーガンに一時期挑戦したりと、さまざま食生活を試してみました。これについては一つ一つまた詳述するかもしれません。いえることとして、酵素断食といって酵素ドリンクを飲みながら行う断食はかなり効果があること、そして現在私は玄米を中心に動物性たんぱく質は少な目に魚から摂っていますが、玄米により便秘気味だった状態は改善されたものの、逆に軟便気味になってしまっていることがあげられます。低フォドマップ食に関しては、炭水化物や一部の野菜、発酵食品などを摂らない食事法で、詳しくは日本での第一人者である、医師の宇野良治氏の書籍やブログをご覧下さい。 http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/            私が低フォドマップ食を実践してみた体験としては、確かにガスっぽさも一切なくなるが、排便も中々ない状態になるということでした。宇野氏曰く、続ければ排便もちゃんと訪れるようになり、それには最低1カ月以上は続けなければならないということですが、僕は丁度1カ月くらいの時にそれほど効果を感じずやめてしまいました。低フォドマップ食については、またじっくり考察してみたいと考えています。キーポイントとなるのが、過敏性腸症候群の人は腸内が酸性であること。これにより元々弱酸性の発酵食品や繊維質のものも問題になるようですが、この腸内が酸性である体質を変えられれば、低フォドマップ食にしなくても対応できるのではないか?と考えています。自然療法で有名な東城百合子さんも、肉や砂糖などは身体を酸性にするといっています。

 そして最近新たに注目しているのが、リーキーガットやSIBO(小腸内細菌異常増殖症候群)といわれるものです。前者はleaky gutつまり漏れる腸であり、腸内から未消化のタンパク質などが漏れ出てしまう症状です。この症状になると、毒素や未消化の物質が腸内から漏れ、お腹の問題だけでなく熱や筋肉痛、吐き気、肌荒れといった本当に様々な病気を惹き起こすようです。小麦のグルテンや大豆のレクチン、サポニンといった物質や、腸内細菌の乱れからも起きるようです。腸内細菌の乱れに関しては、カンジダ菌が増殖することも原因になるらしい。後者に関しては、小腸は元々細菌が少ないらしいですが、大腸の細菌が流入したり何らかの原因で増えてしまい、鼓腸や不快感など様々な症状を起こすようです。このリーキーガットやSIBO、過敏性腸症候群などはどれも密接に関わっており、腸内のPH(酸性~アルカリ性)、腸内細菌などが関係してくるでしょう。この部分を理解するためには、医学論文や前述した宇野氏のブログにもヒントがあると思います。

 僕は未だに胃腸の不調は快癒していません。そして今の症状としてお腹の不調以外に、フケや瞼の炎症、口臭といった関係するであろう症状もあります。これらに対処するため、直感的にまず、腸内の悪い菌を始末する、エッセンシャルオイルを少量服用することから始めようと思います。虫下しといえるオイルやサプリもあるようなので、信用のおけるものを見極めて紹介していきます。そして9月後半には酵素断食も予定しています。断食により、腸内細菌の数自体が一度減るようなので、リセットする感覚でやります。

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