昨日までの５日間ファスティングを今日終えて、回復食１日目の期間に入った。正直今回のファスティングは、空腹感もそれなりにあり、結構辛かった。しかし昨日の夕方くらいからは急に楽になった。夕方からNPO法人で仕事をしていたので、それに集中した分空腹感が消えたのかもしれない。そう考えると、普段いかに食べることを必要以上に意識してしまっているのだろう。現代人はやはり飽食で食べ物への執着が強く、僕もその例に漏れなかったということを改めて実感した。
さて回復食１日目、１食目は“スッキリ大根”を頂いた。昨日自然食品の女主人に最低１時間以上煮込んだ方が良いといわれたため、１時間４０分ほど煮込んでみた。昆布のみの出汁だが、これがファスティング後の身体には染みる。特に今回は、北海道小樽の鱗友朝市で買った、とても美味しい真昆布を使ったため、良い出汁が取れた。
“スッキリ大根”は水を２L使い、それを飲まなくてはならないので、ファスティングで小さくなった胃には少しきつい。ただ、その多量の水分によって、腸内が一掃される。仕組みを説明すると、まず白湯で胃腸を温め、梅干しを食べ胆汁を出させる。そして大根を食べることで胆汁や胃腸内が掃除され、多量の水分で一気に胆汁ごと洗い流してしまうというわけだ。胆汁は普段腸で再吸収されてしまうため、毒を排出することができないようだ。ファスティング後の宿便と呼ばれるものは、この胆汁だ。今回僕もこの“スッキリ大根”によって宿便を出すことができたため、ファスティングは大成功だったといえる。
その後空腹時は、りんごやみかんといった果物を食べた。また重湯や余っている酵素ドリンクも摂取した。夜になり、空腹感が中々強かったため、先程重湯を作って余った玄米粥を食べてしまったが、これはどうやら失敗だった。玄米はやはり繊維が多過ぎて、ファスティング後にはお粥の状態でも適さないようだ。かなり良く噛んで食べたが、それでも胃が驚いている。そして昨日自然食品店で買った、これ↓が美味しかった。
有機米の甘酒に乳酸菌を加えたものだ。ヨーグルトのような、ほのかな酸味と甘みがあり、美味しい。ファスティング後には発酵食品も好ましく、うってつけの食品といえるだろう。最後に本日、回復食１日目の体重を載せておきたい。
体重は昨日比の－0.3kg、体脂肪率は昨日比の－0.1％。回復食を食べだしても体重が若干増えているのは少し驚きだ。体脂肪率は減っていることから、体内の水分量が減っているとは考えにくい。回復食で水分量も落ち着き、脂肪も落ちたため、こういった結果になったのだろう。結局ファスティング前からは、体重は－3.4kg、体脂肪率は－0.7％減ったことになる。体重が少し落ち過ぎたため、これから食事や運動で筋肉を鍛え、増やしていこうと思う。
コメント