仮説 短眠について

 ここ最近、短眠の生活になっている。まずはこちらをご覧頂きたい。

 これは僕のTwitterだが、御覧のように、夜中の2時16分に呟いている。睡眠に入ったのは、この10分後くらいだ。

 そして

 その後4時間も経たずに、今朝6時2分に呟いている。

 睡眠時間は3.5時間くらいか。

 まあこれだけでは短眠である証拠にならないが、この記事では短眠について、自分の経験を仮説を交えて書いていきたい。

キーポイントとして

・食事

・意識

・瞑想

・運動(体操)

 という3つに分けて見ていきたい。あらかじめ言っておくが、あくまで僕の経験であり、短眠生活を始めてから未だ日も浅いし、今回は科学的な根拠もナシでいきたいので注意。そして本記事は、短眠を推奨するわけでも約束するものでもない。

 ・食事

 まず食事について。僕は健康ヲタクであり、食事や健康にはかなり気を使っている。この食事、そして食事による身体の状態が、睡眠に大きく関係してくる。

 以前ファスティング(断食)の効果についての記事で書いたが、断食は胃腸を休息させ、その機能を高める。それにより、身体が回復しやすくなり、消化・吸収に必要なエネルギーも少なくなる。消費エネルギーが減れば、回復のために必要な睡眠時間も減り、短眠になる可能性があることを示した。しかし、僕はこの食事や消化エネルギーは、短眠になることへの直接的・決定的要因になるとは思っていない。というのも、実際に過去5回ファスティング(断食)を行っているが、その期間中や直後に、短眠になるということはあまりなかった。だが、ここ最近短眠になっていることには、9月21日~25日まで、5日間のファスティング(断食)をしていたことも影響しているだろう。実は今年の5月にも、3週間ほど?短眠の生活を送っていたのだが、その時もかなり意識的に小食を心がけていた。以上のことから、食事や胃腸の状態を改善することで、消化に必要なエネルギーが減れば、睡眠の質を高め、短眠になりやすくなる。直接的・決定的要因でないとする理由は、次の要因の考察で扱う。

 

・意識

 2つ目のキーポイント、そして僕が短眠に対する直接的・決定的要因だと考えるのがこの“意識”だ。少し抽象的な話になるので、科学的な根拠を求める人には受け入れ難いかもしれないが、僕自身の経験を踏まえてなるべく具体的に分かりやすく書く。

 まず、注意したいのは、意識といっても短眠を意識するということではない。そうではなく、何かに没頭し、そのことに強く意識を向けるということだ。

 人間は誰しも本気で何かに集中している時は、時の流れを早く感じるものだ。寝る間も惜しむという言葉もあるように、時には睡眠時間を削るくらい何かに熱中することがある。

 僕自身の経験を書くと、今は卒論、そして自分の関心事(特に今は、お金の発行の仕組みを中心とする変な金融資本主義体制の理解と改善。〈これが僕の関心のある“食”や“農”、“教育”における、さまざまな問題に繋がっていると思っている。詳しくは昨日と、その前の記事を見て頂きたい。今後さらに詳述していく予定あり。〉)、趣味(最近は園芸、料理、歌、運動など)など、ほんとうに夢中に必死になっていることがたくさんあって時間がいくらあっても足りない。特に僕は早稲田大学文学部5年生であり、今年卒論を出せば嫌でも来春学校から放り出される(笑)。しかしいわゆる“就活”は途中放棄しており、来年の予定は白紙だ。だからこそ、その白紙に今後理想図を描いていけるように、必死に今下書きとなるような行動を取っているのだ。と、寒い言い回しをあえてしたが(笑)、具体的にいえば、情報発信なり広告で収入を得るなり、将来アカデミックな世界で働くなり、今後食っていけるように、今自分への投資を必死にしなければいけない(>_<)。僕の場合この緊迫感が、短眠への直接的・決定的要因となっている。誤解のないようにいうが、そこまでストレスや焦りを感じているわけではない。純粋な興味や、綺麗ごとながら日本の平和を本気で望んでいる、ということが前提にある。

園芸用に耕した庭。

 ・瞑想

 瞑想は近年色々な本や動画など、メディアに広く取り上げられている。宗教的、科学的なことは置いておき、あくまで僕のやり方、経験を語る。僕の場合、基本起床直後、就寝前、その他疲れた時、気付いた時にテキトーにやっている。やり方は椅子、もしくはベッドに腰掛け、目をつぶる。以上。時間は特に計っていない。大体短くて2,3分、長くて5分ほどか。これは一般的な瞑想に比べたら短いだろう。大切なのは、恐らく時間ではない。どれくらい集中するかだ。集中というと難しいが、上手くいっている(?)時はなんというかスーッとゾーンに入っていく(?w)ような感覚がある。科学的にはα波やθ波、γ派など、脳波が活発になっているという。これらの脳波は簡単にいうと、α波はリラックス、θ波は入眠時、浅い睡眠時に活発になり、ひらめきやすくなる。γ波は意識やイメージの整理などと結びつき、普段も出ているが、瞑想を行うことでさらに強化できるようだ。瞑想については今後勉強し、詳述してみたい。僕は瞑想に関してはまだ初心者の域にいるため、集中してゾーンに入れる時間が短いのだ。今後も継続して行うことで、その時間を伸ばし、効果も高められる気がする。ともかく、例えば読書や勉強中に集中力が切れた時や、眠い時に瞑想をするようにしている。頭がクリアになり、集中力が蘇る。眠気もマシになる。実はこれは“呼吸”にも関連している。“呼吸”についても今後記事を書くつもりだが、現代人は特に呼吸が浅く、質が悪い。何かに集中している時は、特に呼吸がおろそかになりやすい。その呼吸ではやたら疲れたり、すぐ集中力が切れたりする。そこで瞑想をすることで、深くて軽い効率の良い呼吸を掴むのだ。“活性酸素”や“口呼吸”といったワードで検索してみても面白い。僕はかつてこの本を読み、参考にしている。面白いことに、この本にも食生活の重要性が見て取れる。

 深呼吸は体に悪いという衝撃的な見出しがついているが、僕が前述した、深くて軽い効率の良い呼吸というのは深呼吸と異なり、この本でも目指すべき呼吸とされている。詳しくは本書を読むか、僕が今後書く記事を待ってほしい。

 ちなみに、これも余談となるが、僕はサークルや趣味で歌を歌う。その練習の一環としても、呼吸を鍛えている。これもまたまた今後くわーしく書きたいが、ボイスケアサロンという、喉専門の整体のようなところがある。そこで発声や喉などに関して、かなりの知識と経験を持っておられる、曾田先生という方の考案されたFSBR(詳しくはリンク先へ)という、究極の呼吸トレーニングを毎日行っている。歌やボイスケアサロンでの経験などについては、今後書く。

 

 ・運動(体操)

 まず起床後、ストレッチや体操を欠かさず行っている。血流や身体のメンテナンス、身体を起こすことを目的としている。特に僕は血流が悪いのと細すぎるのとで、起立性調節障害(起立性低血圧とも)という症状を起こしやすかった。座っている姿勢から、急に立ち上がるとフラッとするやつだ。しかし、ストレッチや体操を日頃からして、運動もなるべく毎日行うことでかなり解消できている。血流が良くなれば、消化や呼吸など身体の機能を高めることができる。これは短眠の一助となっているだろう。また運動は交感神経、副交感神経の両方を活発にし、覚醒時にはしっかり覚醒させ、休息時にはしっかりと休息させるようになることで、ON/OFFをしっかり切り替えることができるようになった。寝る時も集中しているので、ここ最近は夢もほとんど見ず、途中全く目を覚まさない。しかも、最近は目覚ましをかけていない。これは今後も重要なポイントとなり得るので、経過を見て記録していきたい。ともあれこのように、ストレッチ、体操や適度な運動は、短眠のキーポイントの一つといえる。

 最後に、僕個人的にはキーポイントというほどではないが、考察すべき点に触れたい。まずはカフェイン。

 実はカフェインは、ここ数日毎日に近いくらい摂っている。

 単純にコーヒーが好きで、午前中に一杯だけ豆から挽いて飲んでいる。僕は元々カフェインがかなり効いてしまう体質で、朝10時くらいに飲んでも夜中の2,3時くらいまで眠れなくなることもあった。そのため、沸騰させたお湯を少し冷まし、温度を下げて淹れることでカフェインがあまり出ないようにしている。カフェインは人に依るが、8時間で半分抜けるくらいなので、効いてしまう体質の人は注意が必要だ。短眠を目指すなら飲みまくれば良い!と思うかもしれないが、カフェインに頼り過ぎると副腎という臓器が疲労することなどもあり、疲れが抜けず結局寝過ごしたり無気力になったり、短眠の意味がなくなることもあるので注意したい。キーポイントとしない理由については、飲まない日も関係なく短眠であり、飲んでいる日と変わったことはなかったからだ。これも経過を見る必要があるかもしれない。

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