稚内で自然派ソフトクリーム🍦

色々あって実家のある東京から、北海道の利尻島にコンブ漁の仕事に来ています。ところで利尻島ってどこにあるかご存知ですか?

 ここです(笑)。利尻島の北西にあるのは礼文島です。利尻島のずっと南、函館の北西にある島は奥尻島です。同じ”尻”なのに利尻島と奥尻島、随分離れてますね(笑)/。本州から見たら利尻島の方が奥ですし…^^;

いずれまとめて書くとも思いますが、この利尻島でのコンブ漁の仕事が、僕の季節労働者としての正式なキャリア(笑)の第一歩目となりそうです。(゚Д゚;)

※熊本のサイハテ村は仕事1割、休暇9割だったので含めません。サイハテ村の記事はこちら。なお、以前、大学在学中に富山の立山でのホテルの仕事から逃げ帰ったのはノーカンということで…。

稚内駅。鉄道日本最北端の駅です。

稚内で自然派ソフトクリーム🍦

今回書きたいのは、稚内でたまたま食べることのできた自然派のソフトクリームについてです。6月25日、初めて来る北海道北端の稚内にて、海産物など色々美味しいものを食べるつもりでした。僕は結構食べるものに気を付けており、最近特に畜産物は接種しているものが怖いと思い、肉や卵・乳製品を控えていました。その他健康上の都合から小麦をあまり食べなかったり、砂糖も止めている時期があったり…。傍から見たら面倒でしょうが、色々理由もあるのです。これについてはまた。

ただ、せっかく地方に行ったならその土地のものを食べたいですし、北海道!海!それも最北端の稚内!(笑)それに海産物なら問題ないので、海鮮丼やらウニやら何を食べようかと企んでいました。

しかし、苦労して行ったお店は人が結構並んでおり、しかも店の玄関には入店の際マスクを求める貼り紙が…。僕は宗派が違うので、そっとその店を離れました(^^;)。結局海産物は食べられませんでした。その後昼食は済ませましたが、普段やめていた肉も食べてしまい、「旅に来てるし、もう良いか。」と半ば開き直って、普段やめていた乳製品バリバリのソフトクリームでも食べようと思って歩いていました。

最近は乳製品も危険でおちおち食べていられないと、僕は思っていますが、あまり考えずにキッチンカーで売られていたソフトクリームを頂きました。 それがこちらの、「自然素材の菓子工房ましゅれ」さんです。

自然素材の菓子工房ましゅれ【北海道札幌市白石区の無添加ケーキとパンのお店】mashle.jp 楽天ランキング1位獲得ショップ 誕生日ケーキ宅配バースデーケーキ配達クリスマスケーキ生デコレーションケーキ

Facebookはこちら。

自然素材の菓子工房ましゅれ | Sapporo-shi Hokkaido
自然素材の菓子工房ましゅれ、札幌市 - 「いいね!」1,467件 · 3人が話題にしています · 227人がチェックインしました - 札幌市白石区にて、国産、且つ無農薬・無添加食材にトコトンこだわった�

店員の方が話しかけてくれて、少し会話をしていました。僕は、稚内に来るまでは由仁町の祖父母家にいたこと、この後フェリーで利尻島に渡りコンブ漁の仕事をすること、コンブ漁の仕事は熊本のサイハテ村でのゲストハウスで仲間に聞いたことなどを話しました。すると、店員さんの後輩の方が利尻島の隣の礼文島でゲストハウスをされていること、そして店員さんは由仁町の隣町、長沼町で店を開いていることを話してくれました。隣村だったり隣島だったり、何だか惜しい!近い共通点がありますね^^;

旅の思い出に普段控えていた乳製品のソフトクリームですが、思わずしてかなり素材にこだわられているお店のようです。店員さんが最後渡してくれる時に「牛乳と砂糖しか使っていなくて、溶けやすいから気を付けて!」と言ってくれました。そこでその時はあまり考えて返答できませんでしたが、よく考えたら超自然派なアイスではないでしょうか!試しにそこら辺で売ってるアイスクリームの原材料見てみてください。

原材料名 乳製品/植物油脂/準チョコレート/果糖ブドウ糖液糖/香料/安定剤(ペクチン)

↑これはイメージでテキトーですが、きっとこんな感じですよ?良く分からない得体の知れない怖いものがいっぱい入っています。いや、得体を知っても尚更怖いんですけどね(^^;)。

そしてジャージー牛乳を使っているアイスは、素朴というか純粋で澄んでおりとても美味しかったです。牛乳と砂糖のみのシンプルさで素材が際立ち、余計な混ぜ物がないためかお腹にも優しい気がしました。それで、「ああ、凄いこだわっているアイスだな。」と思い、お店を後から必死で検索して「自然素材の菓子工房ましゅれ」さんだと分かったのでした。ましゅれさんのFacebookの投稿のスクショを撮らせて頂いたのでご覧ください。

ここでも出てきましたね、「平飼い」というワード(^^♪。以前記事でも書きましたが、稚内に来る前、北海道千歳市の僕の祖母の弟子の方のレストランでも、平飼い卵のプリンが食べられて絶品でした。高度に資本主義化し過ぎた現代では、鶏に地面を歩かせて育てるという当たり前そうなことすら珍しくなっているのです。反対に「逼迫病棟顔負けの、すし詰め状態、満員電車のようにケージにギュウギュウ鶏を何匹も押し込み、病気にならないようにと抗生物質やら予防接種やらを打ちまくるという状況で飼っている」というのもあるそうなのです。そうした方がたくさん飼えるし、土地も狭くて良い、餌をやる効率も上がるでしょう。ですが、それで良いのでしょうか。偽善的と言われようとも、僕が飼っている立場だったら、鶏の顔を見てそんなことは続けられなくなると思います。例え最終的に食われる運命だとしてもね。それから、そんな状態で育てられた鶏やその卵を本当に食べたいか?ということも考えるでしょう。衛生的にも最悪だし、ストレスフルで心身ともに不健康に育ち、なおかつ抗生物質やら予防接種やらのケミカルをため込んだ鶏を、僕は食べたくありませんね。(^^;)

稚内近くの草原を車窓から。稚内近く、北海道の北部では草原が多く広がっていました。

こういったことには議論も色々あるでしょうし、研究やら論文やらあるでしょう。正直あまり興味もないし、どうでも良いです。僕は僕の主観で、自然に近い状態で、ストレスも少なく育てられた食材を食べたいし、またそうした思いのある生産者さんを応援したいです。

もちろん今の世の中では僕の思いはただの理想論や、綺麗言な面もあるし、僕の知らないところで色々な生産者さんの苦労や実情もあるでしょう。ただ、僕は自分のこれまでの経験からも、自然なもの、人や地球の健康を考えたものを大事にしていきたいのです。そして、そういう「氣」というか「心遣い」が繋がっていくことってあるんですよね。今回たまたま買ったソフトクリームがそういう生産者さん、作り手の方によるものだったことも偶然ではないでしょう。こんなこというとスピリチュアルだの怪しいと思う方もいるかもしれませんが、四條流庖丁道の伝統を継ぐ料理人である祖母や、知り合いで世界各国に帯同で行かれている料理人の方もそうした食材の味を知っていました。そして自分が明確に思っていると、それに近い思いを持った人や環境に出会うということは僕も経験してきています。それはそうと、僕は思わずましゅれさんのFacebookにコメントをして、お返事も頂きました。人希少種というのが僕です(^^;)(Twitterは人普通種です。)

こういった生の人間関係、大事だし面白いな~とつくづく思っています。自然を大事に、生きることを大事に、五感を大事に、人間関係を大事に…。とまあ小難しく考えず楽しんでいきましょう!利尻島でも早速色々面白いことが起きているので、そちらについても早く共有したいと思っています。おっと、20時なのでもう寝る時間です(^^;)それでは皆さん、またお目にかかりましょう!^^

利尻島下宿先の窓からの夕景。最高でしょう。詳しく後述する記事にて。

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