思わずわして、熊本県宇土市の有明海で海苔漁の手伝いを9/10〜からしております。7月には北海道利尻島で昆布漁のバイトをしており、昆布、海苔ときて、海藻系でお次はワカメかな?モズクかな?ひじきかな?とか考えてます😅9/6にエコヴィレッジのサイハテ村に再び訪れた際に、サイハテ村の旧コミュニティマネージャー、現住人の坂井さんの紹介されたことがキッカケです。サイハテ村については前回訪れた時に詳しく記事を書いております。
サイハテ村では前回から親交のある人たちと、今回初めましての人たちと交流を深め、6日ほど楽しい日々を過ごしました。
余談になりますが改めてサイハテ村に来ている感想を少し書きます。僕は東京での日々も楽しいですが、ここでは東京だと気にしなければいけない「時間」、そして何かをしなければならないという「義務感」を覚えずに済むので、楽です。それもあって、会話も急がず、東京なら「そんなこと忙しい時にどうでも良いから…」と思ってしまう、だけど実は「本質的?」であることを話せます。くだらないこともたくさん話せます^ ^(それは東京でもそうか)。まあ、心の持ち様ですし、何かを理想視したり、絶対視したり、期待したり、ということは僕はありません^ ^
さて、本題の海苔漁に関してですが、この9月上旬には海底に棒を刺していく作業になります。有明海で有名な、海上に木の棒がたくさん刺さっている風景を、自分たちで作っていくのです。(棒はかつては竹製で、現在はプラスティック製が主流のようです。)
実際の写真がこちらです。棒を長方形の形のマス目状に刺していきます。そのマス目の区画の中に網を張り、この後秋から冬にかけて網に海苔を種付けて育てるそうです。
この棒、棒と言っても7.5mあります。その棒を小型船に5マス分(一区画54本 × 5 = 270本) +予備数本ほど積みます。そして、潮が引いて船が出られなくなる前に出航し、沖合で潮が引くのを待って、海面がみぞおちほどの高さになるまで引いてから船を降り、棒を海底に刺して立てるのです。70歳を超えてなお現役の親方が、エンジンで海底を掘削してくれるので、その穴に棒を1.8mほど突き刺して立てていきます。親方の熊本弁が強烈で、最初は6割くらい何を話されているか分からなかったです(^^;; 段々、慣れと少しの学習で聞き取れて話せるようになってきています。(義理息子の漁師さんに、「熊本弁を話すようになってきたね、どうやって覚えたの?」と聞かれました(笑))
海苔漁のこの棒立ての仕事は、他にも棒を船上から投げ渡したり、船を手で動かして位置を微調整したりといくつかの作業があります。もちろんこの棒立ての仕事以外に、後の種付けや収穫などの仕事もたくさんあります。初日と2日目はサイハテ村から他に3人来ており、二人の方は経験者でとても慣れておりました。その方々のお陰もあり、仕事は進み、僕を含めて3人の初心者の人たちも仕事に慣れていきました。仕事自体は単純そうですが、7.5mもあってただでさえ重い棒を、水の抵抗のある中で立てて穴の位置まで持って行き、穴に正確に突き刺すのは簡単ではありません。ただ、マスの刺す順番を把握して動きを最小限にしたり、棒の扱いを理解して慣れたりすればとても楽しい仕事だと思います。有明海で有名な風景を自分が作っているというのも、誇らしく思えるかもしれません。日焼けと筋肉痛が少しキツイですが、本日も🌊海の中で一仕事して来たいと思います!^ ^それでは皆さん、またお目にかかりましょう!^ ^
コメント