サイハテ村に来ています。DAY11

本日の動画はこちらになります。

小松菜の味噌汁とヒラメの煮付け。大根は下茹でをもっとしなきゃ!

さて、サイハテ村に来てから11日目、今日は晴れたり曇ったり風が強かったりの日でした。一昨日昨日の記事で書いた、元ファイ〇ー社の方に、タダの箱庭プロジェクトの一環でインタビューすることになり、僕も横で伺っておりました。インタビューから一日が始まり、その後また、ゲストさんが帰られた後の、静かな日常を楽しんだりずっと歌っていたりでした。その中で色々奥行きのある会話ができたかなという感じでした。

さて、元ファイ〇ー社の方はインタビューや写真にも気前良く応じて頂きました。インタビューで強く感じたことが二つあります。

一つは、抗がん剤にしろ、他の薬や今のワクチンにしろ、その方は良いものだと思われており、人のためになることを喜ばれていたということです。この辺りの心理は実はもっと複雑であると思います。そういった思いはあるでしょうが、「そう信じたい」、「それを自分の拠り所に、アイデンティティにしたい」という潜在意識がある可能性もあります。本社アメリカの元副社長の方が言われていることや、一部の反対する声や被害の声などは知らないかもしれません。もしくは潜在的な「良い自分」を守るために聞こえなくなっているかもですね。その方は自分の善意に従い、なおかつ一昨日も書きましたが、お金もかなり稼げるため勤めていたようです。そして僕が覚えた違和感は、他の、特に女性の方も感じられていたようです。

もう一つ強く感じたことは、このサイハテ村という、ヒッピー的な、自給自足的な、ある意味、製薬会社という資本主義の金字塔のようなものと対極にあるようなところへ、その方がいらっしゃっていることもそうですが、インタビューの最中も、段々とその方の中にある世界観が変わりつつあったということです。

インタビュアーのゆうきさんのインタビューが秀逸なこともあってか、元々こういったことに関心もお持ちだったからか、これまでの社会・資本主義体制下の幸せも良いけど、この自由な世界で本当の自由を探しても良いかな、と思われてそうな感じがしました。それまでその人が楽しんでいた海外旅行や遊びにも、あまり楽しさを感じられなくなってきたと仰っていました。そして、製薬会社で関わりのあったホスピスなどの終末医療、緩和ケア病棟にて、亡くなる直前の方々が、「やらなかった後悔」を口にすることを仰られていました。それを聞いてその方は、思ったことはやってから死のうと思われたそうです。そうした背景もあってか、これまでの幸せや価値観からそうでないもので成り立っている世界を見ようとされている最中なのかもしれませんね。

そんなインタビューの流れもあったためか、僕に最後の方に「自分は結構強く言うタイプだが、君は自分と違う意見でもちゃんと聞いていて良いと思う。」というようなことを仰って頂きました。対話をやめないで良かったなと思いました。これは一つの具体例に過ぎませんが、「二極化」なんてものは客観的にはなく、誰しもどこでも話していて分かるところとそうでないところがあるはずです。

インタビューの中でもあった話の中で興味深かったのは、退職金が4,700万円(税で引かれて4,000万円)、40代で年収1,000万円超えるのは普通、粗利益率は低い部門で50%で、他は70-80%以上(トヨタでも20%)、営業の人が自分でデータや論文を調べて医師に伝えるのが禁止となり、ファイ◯ー社が用意した資料しか使えなくなった(それも一因となりその方は辞められたようです。)と言ったことがあります。最後の営業の人の裁量が狭められているのは興味深いですね。何ででしょう。

その後、ライブ配信にて難病だが自分の好きなことをやられており、お金に興味はないという方がコメントをしてくれました。これはまた別に書きたいと思いますが、臨死体験もおありのようで、「死」というものが実は怖いものでなく、あまりにタブー視されるようなものではないと再確認致しました。

それから、今のマリオの映画のアニメーション?などを手掛けられている方がいらっしゃったり、サイハテ村のゲストハウスは多方面から色々な方がいらっしゃって本当に面白いです。投稿が一日遅れになると思いますが、これからもサイハテ村の実況をしていきたいと思います。それではまたお目にかかりましょう!

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