私大卒フリーターの近況
タイトルは少しキャッチ―かなと思ってこう書きましたが、大学は正直関係ない話です^^ 。テキトーに気分が乗った時にブログを書いています。僕は現在(2023年7月4日)北海道の利尻島にて、コンブ漁の仕事をしに来ています。6月25日に利尻島に上陸し、8月初旬まで島にいる予定です。6月22日まで東京の実家にいましたが、6月22日~25日朝までは北海道夕張郡由仁町の祖父母家におり、草刈りを手伝ったり、先祖の話などを聞いたり、「四條流庖丁道」を受け継ぐ料理人である祖母の弟子の方を料理を食べに千歳まで行ったり、色々しておりました。
さて、このブログは、自分の体験を通して見えてきた境地を語る場所として使っています。自己紹介的な内容は他に書いているのでそちらに回すとして、近況の整理をしようと思います。今年は流れるように、熊本のサイハテ村→一旦東京の実家→北海道夕張郡由仁町の祖父母家→利尻島と点々としています。そして利尻島でのコンブ漁体験が、どうやら僕の本格的な季節労働のキャリアの第一歩目となりそうですが、本当にやりたいことは放浪や旅、季節労働というわけでもないのです。では、なんでしょう。僕は、名の知れた大学を卒業し、教育関係のNPOに非常勤で行っていたり、自治体の議員さんのインターン的なことや手伝いをしていたり、肉体労働をやっていたり、定職に就かずふらふらとずっと迷っています。色々なところで理由や目的、将来について聞かれることが多いので、ここに僕の内心を書いていきたいと思います。
生まれてきた理由
これから話す話はスピったような、変な話に聞こえるかもしれませんが、読んで考えれば分かる話だとは思うので警戒なさらず^^。僕らはこの三次元の世界にわざわざ生まれてきて、時間・空間という障壁から始まる幾多の苦労をわざわざ味わいに来ていますが、その目的はこの三次元に顕現している肉体と心を通して、魂に何かを刻んでいくことに意味を求めたからだ、と僕は感じています。これはいわゆるノンデュアリティ的な見方からすると、ストーリー上の話であり、時間ありきの地球的な話かもしれません。※ 時間のない宇宙からすると、意味を求めた過去から、生まれて生きている現在という時間がある矛盾した話になりますね。さらに、何もないところから宇宙が始まったとすると、「意味を求めたのは誰?」という問いに答えられません。意味を求めた自分はいたのか?いつからいたのか?
人生の真理
まあ、細かいことは良いですが、こういったことこそ宇宙や科学、哲学、スピリチュアルの真理とも言えそうですね。こういう考察があるかないかで、物事の厚みが変わってくるのも事実だと思います。僕としては、せっかく名の知れた大学で文学を専攻し、その後就職せず色々彷徨っている身として、こういう真理を考えて奥行きのある人生を味わいたいという気持ちも強いです。
こういったことは考えずに過ごすこともできますし、何なら知らない方が地球という場所で何も考えずに羽を伸ばせるかもしれません。例えとして、美味しいと思っていた飲食店で、バイトしてみたら実は皿をちゃんと洗っていなかったとか、待遇悪くてブラックバイトだったとか、知らない方が幸せ?なこともたくさんあるでしょう。でも、幸せじゃないかもしれませんね、そんなの。まあ、知らずに幸せに生きていくのも人生。思い悩んで色々調べたりチャレンジするのもまた人生。この世的な俗世のものと一歩距離を置いて、真理を追い求めるのもまた人生でしょう。
時代の変遷
今、世の中は明らかにこれまでにないスピードで変容していると思います。ちょっと前まで誰もしていなかったマスクが、人によってはもはや服と同じくらいの地位に登り詰めましたね。「人によっては」というのがポイントで、最初からマスクをしていない人、今年(2023年)の5月くらいに個人の自由と政府が発表してからしなくなった人、ずっとあごにかけている人、さまざまな人がいますね。個人的には、これからの季節、真夏の炎天下の中でもマスクをするというのはどういう心理状態なのだろうと疑問ではあります。❓
そしてさらには新型コロナワクチンに関しても、僕は一度も打たずに全く問題なく、後悔もなく過ごしていますが、周りで打った後に色々な病気になり後悔している人が何人かいます。日本国は因果関係を中々認めないでしょうがね。これは本題ではないのでこれ以上書きませんが、こうしたことが巻き起こしている事態も、世の中を一挙に凄いスピードで凄い方向に変えていっていると思います。少なくとも、今後テレビや周りの誰かに合わせるだけで生きていくと、気づいた時には自分にとって取り返しのつかないことになっているかもしれないのも脅しや誇張でなく事実だと思います。
今の時点で分かっていないこともたくさんあるでしょうし、隠されていることもあると思います。さらに人間には自己暗示という能力もあります。例えば戦場だと、銃弾が当たっていないのに当たった気がして亡くなってしまうこともあるとか。そういえば病気も病の気と書きますし、病は気からということわざもあります。プラシーボ効果なんて言葉でも説明されますよね。世の中は自分が思うように思い込みでできているとも言えます。
「同調圧力」=日本の一大宗教
「隠されていること」なんていうと今の言葉でいうと陰謀論だと思われる人もいるかもしれませんが、それはあまりに無知です。戦争の時、実際8月15日の玉音放送が流れるまで日本軍が戦争に勝っていたと信じていた人もいますし、水俣病も裁判で30年間も認められない間に、そんな症状は迷信だと考えていた人もいるでしょう。2011年3月11日に原発が爆発するまで原発は安全だと思っていた人もいるでしょう。人間は何かを信じるとアホになるのです。というよりも、アホになっても「何かを信じるという行為をしている自分」、という幻想に憧れるのです。信じる対象がないと「自分」というアイデンティティ(というか幻想)がなくなってしまう気がして、不安になるのですね。デカルトはI think, therefore I am(我思う、故に我あり。)と言いましたが、「何かを思ったり考えたり、信じたりしている自分」という自意識がないと自分という感覚がないような気がして不安になるのですね。これが、幾千年も宗教たるものが続いている一因でもあると思います。
明確な宗教観がなく見える日本でも状況は同じです。明確な宗教がない代わりに、日本では「同調圧力」という立派な宗教、とういか信仰心というかがありますね。そして「同調圧力」という宗教は、日本の色々な概念と結びついています。「正解/間違い」などから始まる二元的な価値観、その価値観を基としてそれをさらに助長する教育、社会がそうですね。例えば「良い大学/悪い大学」などという、世間でよく言われる二元的な価値観もそうです。会話の中で、「あの人良い大学だから頭良いよね~。」などと言われた時に、多くの人は「どういう意味で頭がどう良いの?」などと思わないしましてはそんな風に返答などしません。「確かに、良いよね~。」とか何とか言って、そういう雰囲気を作るのですね。この雰囲気≒同調圧力が、「良い大学/悪い大学」という二元的な価値観を作ることに影響しているのです。「良い」となれば受験生が増え、倍率が上がり人気大学に思えますね。受験生を絞るためにも問題を難しくし、偏差値も上がる。頭が良いとなるのです。もちろん大学はこれだけではありません。専門的な分野を追求する教授と、そこを目指す学生の高尚な場である面もあります。ただ僕は、実際に有名大学にいて色々研究していたはずの同志たちが、一般企業に入った後大学時代のことも忘れて日々鬱々としているところもたくさん見ています。それこそ、それが「良い」とか「悪い」とかではありませんが、考えればもっと他の人生観もあるのになとは思います。
取り留めもない話になってきました。僕は、時代や場所というのも、ある程度選んで生まれて来ているとは思います。もちろんそんなことは認められない場合もあるでしょうし、それだけが真実だとは思いません。ただ、色々な人と会って話している中で、実は自分の置かれていた環境や経験はあまり本質的なところとは関係ない気がしています。むしろ、自分の環境や経験を得るようにセッティングして生まれて来ているとすると、それを刻み付けてその後どんな世界が見えるのかが重要かもしれません。そしてそれはもしかすると、今世では見えずに死んでしまうかもしれませんが、それについて「良い/悪い」と考えるのも、俗世に生き過ぎている人間だからかもしれませんね。
僕の役割
僕自身のことに目を向けると、この変遷する時代の中でずっと迷いつつも、世間一般の見方を一歩引いて見て、色々な経験をしてきているからこそ話せることがあると思っています。そして、名の知れた大学の文学部の力のある教授の指導もあり、ある程度文章で伝える力を養えたし、その後の経験の中で心も素の状態に戻ってきています。その中で会う人会う人との、自然なコミュニケーションを通して、その奥にある「真理」めいたものを感じる機会が増えてきているのです。今、心は中学、高校、大学の頃より明らかに若く自然な状態ですし、今後のことに関しても「不安」や「恐怖」、「焦り」は全くないです。不思議なほどストレスも全くない状態と言って良いほど。実はこれまでは全然そうでなく、高校三年生くらいの頃からストレスによる病気になったりしていました(^^;)。まあ、今はこうして恵まれた状況ですので、さまざまなことを体験し、その中で見えることを皆さんに共有していきたいと思うのです。何か皆さんも心が楽になって生きやすくなることに繋がっていけばと思っています。これが、大げさに言えば、昨今の僕の役割な気がしています。
本当に取り留めもない内容でしたが、もしご覧になられた方がいらっしゃったら嬉しいです。他にも色々なことを書いているので、ぜひご覧ください。ということで、今後ともよろしくお願い致します。それでは皆さん、またお目にかかりましょう!^^
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